10月初旬に当コラムで取り上げたトリドール(3397)ですが、その後も順調に高値を追った後、1月初旬が高値となって、全体相場がさらに上昇する中で、やや置いて行かれている感じがあります。
10月初旬の記事:https://money.minkabu.jp/47045
これは、全体相場が業績変化もさることながら、どちらかと言えば中長期的な成長が可能なクオリティを持った企業を評価する相場となっていることによります。
しかし、その後も同社の業績は順調に推移しており、第3四半期決算も3か月間の営業利益は前年同期比2倍となりました。
同社がこのところ伸び悩んでいる要因の一つは、見かけ上のPERが40倍台と高いことではないかと思われます。しかし、これは特損があるためで、実質的には20倍を割っています。しかも、今期は増額修正が堅いように見えますので、PERはさらに下がります。
また、5月になれば、今期決算が発表され、来期の見通しが出ます。すると、今度はPERが15倍ほどに下がるのではないでしょうか。
クオリティ評価でバリュエーションが上がっている株は、ひょっとするともっと上がるかもしれません。
ちなみにクオリティが高い株とはこんな株のことです。
https://money.minkabu.jp/46928
https://money.minkabu.jp/47077
https://money.minkabu.jp/47560
しかし、今から買うには勇気がいりますので、余裕のある人にはお奨めですが、株価の動きで一喜一憂してしまう人にはお奨めできません。むしろ、業績が読みやすく、依然実質的なバリュエーションが低い同社などは絶好の銘柄ではないでしょうか。
なお、同社の詳細はこちらからご覧になれます。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/839
最新人気記事
-
「2024年のIPO」が14位にランク、10月の目玉「東京メトロ」... 10/10 12:20
-
「半導体製造装置」が15位にランクイン、米半導体株持ち直しが追い風... 10/11 12:21
-
来週の株式相場に向けて=米インフレ懸念が日経平均を4万円に押し上げるか 10/11 17:19
-
ENEOSが反発、傘下のJX金属が東証に新規上場を申請◇ 10/09 09:29
-
<きょうのイベント> 10/14 07:30
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 07:08
-
-
今日 06:49
-
今日 06:48