(3408)サカイオーベックス
四季報2014年秋号によると、東レと緊密。織編物・衣料販売、電子、魚礁、建設も。前期買収の縫製子会社が通期で寄与し売上高19億円上乗せ。染色加工が婦人衣料、自動車資材用途で数量好伸。衣料販売もOEMから好採算のODMへの転換途上。染色原料高騰分こなせず営業減益。
11月12日決算発表。7~9月期経常益は5%増の5.1億円。中間期は通期に対して進捗53%。
2011年3月15日の61円を大底に、中長期の下値切り上げの上昇トレンド(A)の中にあります。この中で、2013年8月30日の120円を安値に上放れとなって急角度の上昇トレンド(B)へ移行し、12月30日の234円、2014年3月3日の236円とダブル天井を形成しました。その後、3月3日の236円をピークに大幅下落となり、5月19日の148円、10月17日の143円と2点底をつけて反発、11月18日の168円で買転換となり、短期の下降トレンド(C)を上に抜けて11月20日に194円まであり、押し目形成中となっています。
(6997)日本ケミコン
四季報2014年秋号によると、柱のアルミ電解はPC向け停滞だが、産業用大型品が太陽光パワコン用の需要活況。搭載車種拡大の車載キャパシタも伸長。前期の設備投資抑制で償却負担減。電気代値上げのコスト増こなす。増益。
11月4日決算発表済み。7~9月期経常益は3.8倍の22.6億円。中間期は通期に対して進捗76%。
2012年10月11日の100円を底値に、11月15日の120円で買転換となってアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、2013年5月21日の442円、7月10日の472円、10月2日の510円と順上げの三尊天井を形成して、上昇トレンド(A)を切って下降トレンド(B)へ移行しました。この中で、今年の7月18日の264円で1番底をつけて9月25日の346円まで反発したあと、10月16日の278円で2番底となり、ここからの再反発で10月31日に326円で買転換出現となりました。既に下降トレンド(B)を抜けており、押し目買い有利といえます。9月25日の346円を終値で抜けると一段高の形といえます。
(8604)野村ホールディングス
四季報2014年秋号によると、リテールはストック収入増。ホールセールは大型IPO獲得で下期挽回。海外復調。人件費の一括計上分は第1四半期で吸収済み。だが前期のような売買激増場面なく利益反動減。海外税効果。減配か。
10月28日の決算発表では、14年7~9月期の連結最終利益が30%増の528億円に拡大して着地。売買収益の回復が寄与。1.09%を上限とする自社株買いも。
大底圏での三角保ち合いの煮詰まったところで2012年11月13日の279円を安値に、11月16日に316円で上放れとなり、アベノミクス相場にサポートされて2013年5月22日の980円まで約半年で3.5倍化となりました。その後は日経平均の急落につれ安して6月27日の659円まで下落、そこからもみあいとなって11月22日の831円の戻り高値をつけた後は再下落となり、今年の4月30日には587円の安値をつけました。ここから6月23日の752円まで反発するものの、日経平均の急落につれ安し、10月17日に576円と年初来安値更新となりましたが、2点底の形となって戻りを試す形となりました。日銀の追加緩和策で「円安・日本株買い」となり、11月4日には750円の高値をつけて、1億3727万株の大商いとなりました。現在は日柄整理中となっています。6月23日の752円、11月4日の750円と2山形成しての押し目買いですので押し目が浅く、752円を終値で突破できれば一段高の形といえます。今期は減収・減益見通しですが、株式市場の状況が一変していますので、期待がもてます。
(5393)ニチアス
四季報2014年秋号によると、主力の工業製品はシール材、無機断熱材、フッ素樹脂製品が続伸。反落見込んだ半導体向けもスポット案件あり伸びる。自動車向け、プラント向け堅調。償却増や基幹システム更新費をこなし増益。
11月10日の決算発表で7~9月期経常益は7%増の27.3億円。中間期は通期に対し進捗46%
2012年6月5日の354円を底値に三角保ち合い(A)を形成し、この中で11月9日の372円を安値にアベノミクス相場がスタートしたことで12月7日に429円で買転換となって上放れとなり、上昇トレンド(B)を形成しました。この中で、今年の1月21日に780円まで上昇後、高値圏でのボックス相場(C)の動きとなっています。
(5729)日本精鉱
四季報2014年秋号によると、金属粉末は電子部品用微粉末は堅調でも一般の銅粉末が低価格の鉄系粉末に押され採算悪化。ただ難燃用のアンチモンは自動車向け軸に拡大。塩ビ管向けなど建築資材用も伸長。出荷が想定超で販価軟調こなす。前号よりも営業増益の幅拡大。
10月31日決算発表済み。中間決算の上方修正。15年3月期見通しも増収・増益。
2011年2月14日の409円を高値に下降トレンド(A)を形成しました。この中で、2012年9月5日の193円、10月12日の194円とダブル底を形成し、11月中旬のアベノミクス相場のスタートで12月18日に228円で買転換が出現、下降トレンド(A)を上に抜けて上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で、今年の5月21日の275円を安値に7月18日には403円の年初来高値更新となり、ここをピークに買われ過ぎからの下落となりました。日経平均の急落につれ安し、10月17日には297円の安値をつけて戻りに入っているところです。主力株が買いづらくなっていますので、これが続くと中小型株や2部株の物色となってきます。
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