(8625)髙木証券
四季報2014年夏号によると、投信は豊富な品ぞろえをテコに顧客開拓に注力。募集手数料増える。信託報酬も着実貢献。が、相場低迷を受けて株委託が上期に苦戦。営業減益。引当金戻入などの特益消える。税率低い。減配濃厚。
今後の決算予想データは発表されていません。
2012年11月中旬からのアベノミクス相場のスタートにサポートされて11月19日の95円で買転換となり、急騰となって2013年5月13日の589円まで約半年で6.2倍化しました。ここをピークに6月27日の300円まで下げて反発するものの、7月8日の477円が戻り天井となってその後は三角保ち合い(A)となりました。この三角保ち合いが煮詰まりつつある中で、12月30日の415円を高値に下放れとなり、下降トレンド(B)へ移行しました。下降トレンド(B)の中で今年の5月20日に212円で底打ちとなり、6月23日の307円まで上昇するも下降トレンド(B)にアタマを押さえられ再下落となって、8月8日に232円で2番底となって9月3日に268円で下降トレンド(B)を上に抜けて買転換となっています。9月5日時点で、25日移動平均線(256円)、75日移動平均線(261円)を上回っており、上昇トレンド(C)となっていく可能性があります。
(5491)日本金属
四季報2014年夏号によると、主柱の帯鋼は自動車向けが順調増。設備増強終え、駆動部品も数量拡大。増産効果で材料費などの高騰を吸収。営業増益続く。ただ鋼材の数量急拡大見込む会社計画に過大感。有価証券売却特益ない。
7月31日の決算発表で、4~6月期経常益は2.1億円の黒字に転換。
2011年8月22日の203円を高値に下降トレンド(A)を形成しました。この中で2012年9月6日の98円で底打ちとなり、11月中旬からのアベノミクス相場のスタートを受けて上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、昨年の9月25日の177円を戻りの一番天井、今年の1月8日の174円を二番天井として、2月4日の119円まで大幅下落となりました。ここでもみあって、5月13日に136円で買転換出現となって上昇に転じ、9月1日には179円まで上昇して昨年来高値更新となっています。古河電池がマグネシウム空気電池の材料でストップ高となっており、追随する可能性があります。
(7727)オーバル
四季報2014年夏号によると、主力のセンサーは化学や自動車関連向けなど横ばいだが、火力発電需要活発でLNG計測用が順調増。大型システムは前期受注済みの中近東プラント向け案件が貢献。営業益戻り歩調。記念配落とす。
8月6日に決算発表。今期業績見通しは2ケタの増収・増益見通し変わらず。
同社は流体計測機器の最大手であり、次世代自動車の燃料電池自動車普及に必要とされる水素ステーションの水素注入装置での利用に欠かせない。
大底圏で下値を切り上げる直角三角形(A)の保ち合いが中長期にわたって続いていましたが、今年の3月3日の165円を安値に5月1日の185円で買転換し、その後6月2日に206円で上放れとなり、水素関連の銘柄として7月8日の445円まで急騰となりました。ここをピークに8月12日の303円まで反落後、再上昇となって9月2日の413円の戻り高値をつけて押し目を形成しているところです。
(7873)アーク
四季報2014年夏号によると、開発支援は主力の自動車向け堅調。米国で今春稼働の試作用設備や欧州の金型受注営業が寄与。地域経済活性化支援機構の下での事業再生は前期末で終了。非中核子会社の売却も一巡。営業益底入れ。
8月5日決算発表。4~6月期の経常利益は前年同期比44%減の3臆円に縮小。試作品製作の大手で、国内外に金型供給。地域経済活性化支援機構の下での事業再生は前期末で終了。
2012年7月2日の253円を高値、10月15日の130円を安値に三角保ち合い(A)を形成し、その煮詰まったところで2013年3月28日の176円で買転換となって、5月8日の400円まで急騰しました。その後、買われ過ぎから急落となり、6月27日の201円まで下げて三角保ち合い(B)の形となりました。この中で、今年の3月31日の292円の高値から大幅下落となって5月14日の150円の安値をつけ、すぐに反発となって6月23日の285円まで戻すものの、業績予想の悪化で8月15日の142円まで下げて2点底の形となり、9月8日に174円で買転換出現となっています。業績の悪化はほぼ織り込んでいるようにみえます。
(7994)岡村製作所
四季報2014年夏号によると、主力のオフィス家具は首都圏で大手企業の移転・リニューアル需要が堅調。小口需要も増える。設備機器は小売業界の出店旺盛で増勢。設計見直しなどで合理化効果。償却費増をこなして増益。
8月4日決算発表。5月9日の発表と変わらず通期増収・増益見通し。
2011年10月28日の451円を安値に上昇トレンド(A)を形成していましたが、この中で2013年2月15日の570円を安値にアベノミクス相場にサポートされて急上昇となって、4月8日の799円まで上昇しました。しかし、ここをピークに全値押しとなって6月7日の560円まで下落し、ここから好調な業績にサポートされて12月5日の915円まで上昇、今年の1月20日に919円と高値を更新したあと2月5日の778円まで押し目を入れました。その後反発となるも、3月31日の909円をつけて4月14日の752円まで下落したあと再上昇するも、5月29日の910円の高値をつけて800円台後半でもみあい、9月9日に839円で売転換出現となりました。業績は好調なものの910円水準が強力な上値の抵抗ラインになっており、800~900円もしくは750~900円のボックス相場を想定して売買することになります。
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