(6461)日本ピストンリング
四季報2014年夏号によると、インドネシアの合弁解消影響通期化で売上高20億円目減り。ただ、主力の自動車部品が海外軸に微増し補う。5月に譲受の射出成形品事業も加わる。前上期かさんだ海外訴訟費用消滅、新工場の償却負担増でも営業益復調。創立80周年記念配。
2012年10月12日の120円を安値に11月19日に138円で買転換となり、アベノミクス相場にサポートされて下降トレンド(A)を上に抜けて2013年5月21日の221円まで上昇しました。ここをいったん調整入りとなりましたが、6月7日の154円、9月2日の152円と2点底をつけて今年の1月10日に231円となって高値を更新しました。ここをピークに再び調整入りとなり、5月19日に164円まで下げたところで、5月22日は売られ過ぎでしたが、翌日の5月23日の172円を安値に戻りを試す動きとなり、6月4日には186円で買転換が出現しました。
(5805)昭和電線ホールディングス
四季報2014年夏号によると、同軸ケーブル活発、光ファイバーのアジア輸出もプラス。線材は電力値上げ痛いが、事務器向けローラの効率化に加え、天津・巻線子会社の黒字化視野。小幅復配か。前期にEU課徴金を特損計上。
2006年中頃より140~180円の中長期のボックス相場(A)となっていましたが、2008年9月にリーマンショックを受けて急落し、2009年2月24日の50円で底打ちとなりました。この年の7月2日に133円の戻り高値をつけたあと大底圏でのボックス相場(B)となっていましたが、2012年9月5日の58円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、ボックス相場(B)の中で上昇トレンド(C)を形成しています。この上昇トレンド(C)の中で、2013年9月30日に133円となって2009年7月2日の133円とダブル天井の形を作り、今年の5月21日の93円まで下げて反発、7月8日に大商いとなって133円を突破し、138円のザラ場高値をつけました。これで一応長いボックス相場が終わりを迎えることになりますが、より確実には終値で133円を突破できれば、2008年9月以前(リーマンショック前)のボックス相場に復帰することになります。東京五輪までのインフレ整備という息の長いテーマですので、安いところを買ってじっくり保有するのもよいかもしれません。
(3407)旭化成
四季報2014年夏号によると、前期好調の住宅は資材価格や施工費高で後退。が、石油化学品はモノマー系の市況改善やポリマー系の数量増で稼ぐ。エレキもスマホや自動車向けが伸び営業増益。損害賠償金特益ない。普通17円配。
2012年8月3日の386円を安値に、11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて12月4日に479円で買転換となり、上昇トレンド(B)を形成しました。この中で2013年5月22日の758円の高値をつけたあと押し目を入れて6月13日の612円、7月30日の612円とダブル底となって再上昇となり、今年の1月9日には863円の高値をつけました。ここをピークに短期の下降トレンド(C)となり、3月17日の678円まで下げてもみあっていましたが、その後664円まで下げて反発となり、7月2日には795円まで上昇しました。その後は高値圏でもみあいとなっていますが、日経平均が一服となり売買代金も2兆円を下回る状況となっていますので、超大型株である同社は利益確定売りでじり安となって25日移動平均線(11日774円)を切ってきています。75日移動平均線(11日731円)水準までの押し目を待ってみるところです。
(9766)コナミ
四季報2014年夏号によると、パチスロ・パチンコは均衡圏止まり。が、収益柱のゲームはPS4など次世代機向けでスポーツゲームが伸長。スポーツ施設も新料金制度軌道入りで収益貢献。会社営業益は過小。『メタルギア』本編投入あれば一段の上振れも。配当性向3割。
昨年の4月4日の1723円を安値にアベノミクス相場でカジノ関連として買われ、5月22日の2984円まで大幅上昇となりました。ここを当面のピークにして7月4日の1988円まで下落し、上昇トレンド(A)となっていました。しかし、9月9日の2669円、11月29日の2725円、3月7日の2668円と三尊天井の形となって再下落後は緩やかな下降トレンド(B)へ移行していました。この中で、5月9日に2130円の安値をつけて上昇トレンド(C)へ移行しつつあり、7月14日に2338円で買転換となって下降トレンド(B)を上に抜けてきています。6月の国会でカジノを含む統合リゾート(IR)に関する法律案が審議され、秋の臨時国会において優先的に議論されることになっていますので、既にカジノ機をアメリカ・オーストラリアに販売している当社が再注目される可能性は高いといえます。
(6632)JVCケンウッド
四季報2014年夏号によると、携帯販売会社の売却、ビデオカメラの市場減退など響き規模縮小。柱のカーエレの採算改善、人員削減効果で営業益上向く。ただ、金利負担や税負担重く、リストラ特損消えても純益は低水準。無配。
2012年2月27日の394円からの大きな下降トレンド(A)の中で、2013年11月11日の159円で底打ちとなり、ここから戻りを試すものの下降トレンド(A)の上値斜線にアタマを押さえられ、3月13日の252円、3月20日の255円、4月1日の250円と三尊天井となりました。4月8日に229円で売転換が出現しましたが、その後4月22日に248円(ザラ場251円)まであって下落となり、5月22日に190円まで下げて、その後は7月4日に253円まで上昇しました。現在押し目形成中ですが、大きく下げれば今期は黒字転換ですので、相場が手詰まりになると買われる可能性があります。
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