■今後の見通し
1. 2018年3月期の業績見通し
ビジネス・ブレークスルー<2464>の2018年3月期の連結業績は、売上高が前期比12.5%増の5,536百万円、営業利益が同20.8%増の407百万円、経常利益が同17.3%増の406百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.9%増の274百万円と期初計画を据え置いた。第2四半期までの通期計画に対する進捗率は売上高で46.0%、営業利益で75.8%となっており、直近3年間の平均(売上高49.2%、営業利益64.7%)に対して、売上高はやや遅れ気味となっているものの、営業利益に関しては上回るペースである。
売上高についてはBBT大学の春期入学生徒数が低調だったほか、その他個人向け教育サービスも軟調だったことが影響しているが、利益面ではプラットフォームサービス事業の拡大や全部門横断的なコスト構造削減効果などにより強含みの推移となっている。売上高に関しては、第2四半期までの通期計画に対する進捗率からみると通期の会社計画を若干下振れする可能性があるものの、利益面では計画の達成が可能で過去最高業績を連続更新する見通しだ。なお、下期についてはプラットフォームサービス事業で2018年4月に新規開設する「アオバジャパン・バイリンガルプリスクール 三鷹キャンパス」の開設費用約40百万円を計上する予定となっており、プラットフォームサービス事業の利益率は上期比で若干低下することが予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
1. 2018年3月期の業績見通し
ビジネス・ブレークスルー<2464>の2018年3月期の連結業績は、売上高が前期比12.5%増の5,536百万円、営業利益が同20.8%増の407百万円、経常利益が同17.3%増の406百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.9%増の274百万円と期初計画を据え置いた。第2四半期までの通期計画に対する進捗率は売上高で46.0%、営業利益で75.8%となっており、直近3年間の平均(売上高49.2%、営業利益64.7%)に対して、売上高はやや遅れ気味となっているものの、営業利益に関しては上回るペースである。
売上高についてはBBT大学の春期入学生徒数が低調だったほか、その他個人向け教育サービスも軟調だったことが影響しているが、利益面ではプラットフォームサービス事業の拡大や全部門横断的なコスト構造削減効果などにより強含みの推移となっている。売上高に関しては、第2四半期までの通期計画に対する進捗率からみると通期の会社計画を若干下振れする可能性があるものの、利益面では計画の達成が可能で過去最高業績を連続更新する見通しだ。なお、下期についてはプラットフォームサービス事業で2018年4月に新規開設する「アオバジャパン・バイリンガルプリスクール 三鷹キャンパス」の開設費用約40百万円を計上する予定となっており、プラットフォームサービス事業の利益率は上期比で若干低下することが予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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