ヨコオ<6800>は8日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.9%増の380.75億円、営業利益が同17.1%増の23.49億円、経常利益が同8.2%増の24.39億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.0%増の18.16億円となった。
車載通信機器の売上高は前年同期比14.0%増の264.64億円と増収となった。主力製品シャークフィンアンテナをはじめとする自動車メーカー向けアンテナは、国内・海外ともに販売が伸長し、前年同期を上回った。また、国内向け主製品については、ETC車載アンテナはETC2.0対応特需の反動減となったが、フィルムアンテナは前年同期を上回った。セグメント損益は、中国において製造要員確保・定着率向上のための賃金引上げなどで労務費が膨らんだほか、新規採用要員比率上昇に伴う生産性低下や部品調達遅れなどから航空便を多用し、製品輸送費用が大幅増となり、同94.5%減の0.61億円となった。
回路検査用コネクタの売上高は前年同期比40.6%増の70.22億円と大幅な増収となった。主力製品のBGAソケット等半導体後工程検査用治具の販売は、受注増と円安効果により、前年同期を大幅に上回った。また、高周波電子部品検査用MEMSプローブカードを戦略製品とする半導体前工程検査用治具の販売も、積極的な拡販活動により、前年同期を上回った。セグメント損益は、増収による増益に加え、比較的利益率の高い製品の比率上昇、マレーシア工場生産比率引上げによる原価率低減、円安メリットなどにより、同196.1%増の13.70億円の利益となった。
無線通信機器の売上高は前年同期比20.1%増の45.87億円と大幅な増収となった。セグメント損益は、増収による増益に加え、比較的利益率の高い製品の比率上昇などにより、同117.4%増の9.38億円の利益となった。微細スプリングコネクタを中核製品とするファインコネクタ事業は、POS端末メーカー向け販売の順調な推移に加え、携帯端末メーカー向けの販売が受注増により回復傾向となり、前年同期を上回った。メディカル・デバイス事業も、海外顧客向けガイドワイヤユニット販売の本格化などにより、前年同期を上回った。
なお、2018年3月期通期の業績予想については、同日に上方修正を発表している。
売上高が前期比15.7%増(前回予想比3.0%増)の510.00億円、営業利益が同23.2%増(同8.8%増)の31.00億円、経常利益が同13.1%増(同9.3%増)の29.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.6%減(同22.2%増)の22.00億円としている。
また、期末配当予想を1株当たり2円増額の12.00円に修正した。中間配当とあわせた年間配当は20.00円(前期は18.00円)となる。
<MW>
車載通信機器の売上高は前年同期比14.0%増の264.64億円と増収となった。主力製品シャークフィンアンテナをはじめとする自動車メーカー向けアンテナは、国内・海外ともに販売が伸長し、前年同期を上回った。また、国内向け主製品については、ETC車載アンテナはETC2.0対応特需の反動減となったが、フィルムアンテナは前年同期を上回った。セグメント損益は、中国において製造要員確保・定着率向上のための賃金引上げなどで労務費が膨らんだほか、新規採用要員比率上昇に伴う生産性低下や部品調達遅れなどから航空便を多用し、製品輸送費用が大幅増となり、同94.5%減の0.61億円となった。
回路検査用コネクタの売上高は前年同期比40.6%増の70.22億円と大幅な増収となった。主力製品のBGAソケット等半導体後工程検査用治具の販売は、受注増と円安効果により、前年同期を大幅に上回った。また、高周波電子部品検査用MEMSプローブカードを戦略製品とする半導体前工程検査用治具の販売も、積極的な拡販活動により、前年同期を上回った。セグメント損益は、増収による増益に加え、比較的利益率の高い製品の比率上昇、マレーシア工場生産比率引上げによる原価率低減、円安メリットなどにより、同196.1%増の13.70億円の利益となった。
無線通信機器の売上高は前年同期比20.1%増の45.87億円と大幅な増収となった。セグメント損益は、増収による増益に加え、比較的利益率の高い製品の比率上昇などにより、同117.4%増の9.38億円の利益となった。微細スプリングコネクタを中核製品とするファインコネクタ事業は、POS端末メーカー向け販売の順調な推移に加え、携帯端末メーカー向けの販売が受注増により回復傾向となり、前年同期を上回った。メディカル・デバイス事業も、海外顧客向けガイドワイヤユニット販売の本格化などにより、前年同期を上回った。
なお、2018年3月期通期の業績予想については、同日に上方修正を発表している。
売上高が前期比15.7%増(前回予想比3.0%増)の510.00億円、営業利益が同23.2%増(同8.8%増)の31.00億円、経常利益が同13.1%増(同9.3%増)の29.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.6%減(同22.2%増)の22.00億円としている。
また、期末配当予想を1株当たり2円増額の12.00円に修正した。中間配当とあわせた年間配当は20.00円(前期は18.00円)となる。
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