ネクシィーズグループ---1Qは「神の手」への先行投資で減益もその効果は確実に現れる

配信元:フィスコ
投稿:2018/02/13 08:19
ネクシィーズグループ<4346>は9日、2018年9月期第1四半期(2017年10~12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.0%増の38.47億円、営業利益が同21.6%減の3.52億円、経常利益が同22.1%減の3.50億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同254.1%増の7.87億円となった。
なお、今第1四半期よりハクビが連結から外れており、これを考慮した売上高は前年同期比19.1%増となっている。

利益については、3Dクレーンゲーム「神の手」への先行投資の影響で減益となっているものの、「神の手」は全無料アプリで1位を獲得し、175万ダウンロードを突破(2018 年2月8日現在)するなど先行投資の効果は着実に現れていると評価できよう。

セグメント別では、エネルギー環境関連事業では、売上高が前年同期比28.6%の31.46億円、セグメント利益が同43.7%増の7.49億円と引き続き好調に推移した。主力商品である業務用のLED照明、空調、冷蔵庫のほか、飲食店を中心に調理機器の受注も増加している。また、それぞれ費用削減効果のある「ネクシィーズ・ゼロ」及び「ネクシィーズ電力」のクロスセルが奏功し、収益拡大に貢献した。

2018年9月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比2.8%増の165億円、営業利益が同2.2%増の21億円、経常利益が同7.5%減の21億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.8%増の21億円と今期も前期に引き続き、最高益を更新予定である。

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配信元: フィスコ

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