関門海、前期経常を38%下方修正

配信元:株探
投稿:2018/04/18 15:00
 関門海 <3372> [東証2] が4月18日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の2億円→1億2500万円(前の期非連結は5300万円)に37.5%下方修正し、増益率が3.8倍→2.4倍に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5億6000万円→4億8500万円(前年同期非連結は5億3600万円)に13.4%減額し、一転して9.5%減益計算になる。

 ※今期から連結決算に移行。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社は、平成29年11月1日をもって持株会社体制に移行したことにより連結決算に移行しましたので、前期個別決算と事業内容に重要な変更はありません。当期の連結売上高は4,725百万円を見込んでおります。これは業績予想を275百万円下回っておりますが、前期個別決算を15百万円上回る見込みとなっております。「天然とらふぐ」や「大とらふぐ」といった付加価値の高い商品の提供を強化したことが客単価向上に寄与したことに加え、インバウンド需要も依然好調であったことから、既存店売上高は前期比105.8%となりました。その一方で、繁忙期である1月の天候不順等による客数の伸長が想定を下回ったことに加え、エリアFCの出店遅れもあり、業績予想を下回る見込みとなりました。当期の連結営業利益は197百万円を見込んでおります。これは業績予想を78百万円下回っておりますが、前期個別決算を26百万円上回る見込みとなっております。メニュー見直し等により原価率を0.7%下げ、店舗運営コストの抑制にも努めましたが、売上高の業績予想未達をカバーすることができず、株主優待引当金の計上開始等によるコスト増加要因もあり、業績予想を下回る見込みとなりました。当期の連結経常利益は125百万円を見込んでおります。これは業績予想を75百万円下回っておりますが、前期個別決算を71百万円上回る見込みとなっております。連結営業利益未達に加え、中国資本との合弁で中国への進出準備を行っているものの、1号店を予定している上海における出店候補地の速やかな決定が遅れ当期繁忙期までの出店が出来なかったことから進出を1年遅らせたことによる、持分法投資損益の未計上並びに開業準備費用の抑制等によるものであります。親会社株主に帰属する当期純利益は34百万円を見込んでおります。これは、業績予想を66百万円下回っておりますが、前期個別決算を52百万円上回る見込みとなっております。上記に加え、通期で店舗閉鎖等の特別損失を68百万円計上する見込みであること等によるものであります。
配信元: 株探

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