中東情勢懸念後退 21600-21900のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2018/04/13 08:41

中東情勢懸念後退

●12日のNY株式市場は反発。シリア情勢や米中貿易摩擦を巡る警戒感の後退、トランプ米大統領は「48時間以内に大きな決断をする」としていましたがその期限が経過し、「シリア攻撃がいつ実施されるのか言った覚えはい」とツイッターに投稿したことから市場の警戒感が後退。取引前に市場予想を上回る好決算を発表した資産運用のブラックロックやデルタ航空が上昇して始まり、決算発表を控えた金融株が好業績期待で買われ相場上昇を主導。トランプ米大統領が会合で「われわれは中国と非常にうまくやっている。いくらか素晴らしい話し合いもしている」と述べたことも支援材料。ダウの上げ幅は一時400ドルを超えましたが引けかけてはやや上げ幅を縮小。

●本日の日経平均は中東情勢懸念後退で大幅高と読む。
CME日経平均先物の終値は2万1810円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1660円と比べ150円高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物(夜間取引)は2万1840円で終了。

日経平均株価と上下の節目
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 2万1967円 一目雲下限
 2万1949円 13週線
 2万1810円 CME日経平均先物
 2万1677円 5日線
●2万1660円 昨日終値
 2万1495円 一目基準線
 2万1468円 25日線

●決算発表
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 14:00 松竹
 15:00 わらべや、串カツ田中、
       リンガーハット、東宝
 15:30 タマホーム、ドトール日レス

●今週の予定

13日(金)
中国貿易収支(3月)
ダラス連銀総裁、講演
ボストン連銀総裁、講演
セントルイス連銀総裁、講演

※予定は変更することがあります。
配信元: 達人の予想