GNIが反発、中国当局から「F573」の治験許可承認を取得

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/04/11 09:22
 ジーエヌアイグループ<2160.T>が反発している。10日の取引終了後、新規開発化合物「F573」について、急性肝不全・慢性肝不全急性化治療薬としての治験許可承認を中国国家食品薬品監督管理総局(CFDA)から取得したと発表しており、これを好感した買いが入っている。

 F573は、同社にとってアイスーリュイおよびF351に続く3つ目の新規開発化合物で、細胞死や炎症反応をもたらす酵素であるカスパーゼを阻害するジペプチド。現在有効な治療法がない急性肝不全・慢性肝不全急性化を適応症として開発を進める予定で、今後2~3カ月をかけて治験施設を選び、試験開始に向けて準備を進めるとしている。なお、今回の承認は、第1相臨床試験の結果が良好であった場合、第2相臨床試験も行うことができる内容となっているという。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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