幸和製作所がS安売り気配、19年2月期は72%営業減益で実質減配を予想
幸和製作所<7807.T>がストップ安である3380円水準でウリ気配となっている。前週末6日の取引終了後に発表した19年2月期の連結業績予想で、売上高50億3200万円(前期比1.2%減)、営業利益1億5400万円(同72.5%減)、純利益1億7200万円(同51.5%減)と大幅減益を見込み、年間配当13円と実質減配を予定していることが嫌気されている。
得意先である量販店やホームセンターなどのチェーンストアルートに加えて、福祉用具貸与・販売事業者ルートでも店舗在庫の回転が低下していることが響く見通し。また、生産拠点である中国東莞工場の原材料値上げによる製造コストの増加や、運賃値上げの影響による物流コストの増加に加えて、製品開発および品質管理体制の強化のための増員や、退職金制度の導入にともなう人件費の増加が見込まれていることが利益を圧迫する見込み。
なお、18年2月期決算は、売上高50億9300万円(前の期比11.5%増)、営業利益5億6200万円(同71.5%増)、純利益3億5600万円(同69.3%増)だった。主力商品の一つである歩行車の売り上げが好調に推移したことで、介護福祉用具貸与・販売事業者ルート向けの販売が大きく伸長したことが寄与した。
同時に、MJI(東京都港区)と共同開発している介護施設向け見守り支援ロボット「NurseTapia(ナースタピア)」(仮)のプロトタイプの完成と、産業技術総合研究所と介護施設向け転倒防止ロボット歩行車の共同研究契約を結ぶことを発表したが、これらに対する反応は限定的のようだ。
出所:minkabuPRESS
得意先である量販店やホームセンターなどのチェーンストアルートに加えて、福祉用具貸与・販売事業者ルートでも店舗在庫の回転が低下していることが響く見通し。また、生産拠点である中国東莞工場の原材料値上げによる製造コストの増加や、運賃値上げの影響による物流コストの増加に加えて、製品開発および品質管理体制の強化のための増員や、退職金制度の導入にともなう人件費の増加が見込まれていることが利益を圧迫する見込み。
なお、18年2月期決算は、売上高50億9300万円(前の期比11.5%増)、営業利益5億6200万円(同71.5%増)、純利益3億5600万円(同69.3%増)だった。主力商品の一つである歩行車の売り上げが好調に推移したことで、介護福祉用具貸与・販売事業者ルート向けの販売が大きく伸長したことが寄与した。
同時に、MJI(東京都港区)と共同開発している介護施設向け見守り支援ロボット「NurseTapia(ナースタピア)」(仮)のプロトタイプの完成と、産業技術総合研究所と介護施設向け転倒防止ロボット歩行車の共同研究契約を結ぶことを発表したが、これらに対する反応は限定的のようだ。
出所:minkabuPRESS
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