上場来高値は通過点に過ぎないのではないか
イハラサイエンス(5999)に注目したい。
この会社は産業用機械向けの継手やバルブを生産している。中でも利益の約6割に相当する製造装置向けクリーンバルブが好調に推移している。これは半導体製造装置の需要が高まっていることが主因だ。また、約3割に相当する一般産業向けバルブ事業においても、産業用ロボット市場の拡大もあり、産業機械・工作機械向けが非常に好調に推移している。この会社の営業利益率は約20%と高い。顧客の要望に応じて特注品を生産するというスタイルが大きな理由だ。
直近では2/8に前年第3四半期実績比約1.6倍の好決算を発表しており、進捗率も非常に高い。通期予想を保守的に出す傾向があるため来期の増益見通しにはリスクが残るが、中長期的に見ると増益傾向と考えられ、現在の予想PER約11倍という株価では放っておかれないのではないか。決算発表を好感され株価は上場来高値付近となっているが、この会社の増益傾向を考慮して高値更新を期待する。
この会社は産業用機械向けの継手やバルブを生産している。中でも利益の約6割に相当する製造装置向けクリーンバルブが好調に推移している。これは半導体製造装置の需要が高まっていることが主因だ。また、約3割に相当する一般産業向けバルブ事業においても、産業用ロボット市場の拡大もあり、産業機械・工作機械向けが非常に好調に推移している。この会社の営業利益率は約20%と高い。顧客の要望に応じて特注品を生産するというスタイルが大きな理由だ。
直近では2/8に前年第3四半期実績比約1.6倍の好決算を発表しており、進捗率も非常に高い。通期予想を保守的に出す傾向があるため来期の増益見通しにはリスクが残るが、中長期的に見ると増益傾向と考えられ、現在の予想PER約11倍という株価では放っておかれないのではないか。決算発表を好感され株価は上場来高値付近となっているが、この会社の増益傾向を考慮して高値更新を期待する。