<動意株・19日>(前引け)=ドーン、オハラ、FCM

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/03/19 11:42
 ドーン<2303.T>=連日のストップ高。商用ドローンが政府による規制緩和の前倒しで本格普及するとの思惑が、物色人気の背景にある。同社はGIS(地理情報システム)クラウドソリューションで業界に先駆、防災・防犯分野で使われる空間情報技術を提供するクラウドサービス分野でも実績を重ねている。きょうは全体相場が軟調ななか中小型材料株の下げもきつくなっているが、そのなかで異彩を放つ動きとなった。

 オハラ<5218.T>=大幅反発。同社が前週末16日の取引終了後に発表した第1四半期(17年11月~18年1月)連結決算が、売上高64億4100万円(前年同期比17.7%増)、営業利益5億2900万円(同6.6倍)、純利益4億3200万円(同2.1倍)と大幅増益となったことが好感されている。極低膨張ガラスセラミックスは特殊用途向けが減少したものの、光事業で新製品やレンズ加工品の拡販に努めたほか、プロジェクター向けレンズ材などが増加。また、半導体露光装置向け高均質ガラスや石英ガラスなども好調に推移した。さらに、製品ミックスの改善や生産性の改善も利益の押し上げに貢献した。

 FCM<5758.T>=ストップ高カイ気配。同社は前週末16日の取引終了後、18年3月期の単独業績予想について、売上高を228億円から231億円(前期比22.2%増)へ、営業利益を4億9000万円から6億3000万円(同2.2倍)へ、純利益を3億1500万円から4億500万円(同2.3倍)へ上方修正したことが好感されている。電気機能線材事業、電子機能材事業の両事業ともに想定を上回って推移していることに加えて、安定稼働による量産効果が貢献する。また、取り組みを進めてきた製品群の集約や人員配置の最適化も利益を押し上げるという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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