ユビキタスが後場急騰、子会社提携先がNISTの量子コンピュータ暗号技術の候補として書類選考通過

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/03/08 14:36
 ユビキタス<3858.T>が後場急騰し、一時、前日比239円(23.8%)高の1244円まで買われている。この日午後、子会社のエーアイコーポレーションが日本総代理店を務める米オンボード・セキュリティー社の耐量子暗号化技術「NTRU」シリーズが、米国国立標準技術研究所(NIST)が標準化を検討している量子コンピュータ対応公開鍵方式暗号技術の候補として、書類選考を通過したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

 現在選定中の新しい標準暗号技術は、現行のFIPS186で指定された電子署名方式や、SP800-56AおよびBの鍵交換方式に加えて、量子コンピュータに対応する方式として利用されることとなる重要な選考という。NISTは今後、3~5年の時間をかけて数ラウンドに及ぶ評価を実施し、最終選定を行うとしている。なお、オンボード・セキュリティー社は、IoTセキュリティーの有力企業で、エーアイコーポレーションは、日本総代理店として、耐量子暗号化技術「NTRU」のライセンスおよびサポートを提供している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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