コーンNEC(国家経済会議)委員長の辞任報道
東京時間前に飛び込んできた「コーンNEC(国家経済会議)委員長の辞任」報道に市場は驚かされました。コーン委員長はトランプ政権の経済政策の司令塔とされており、今回の辞任はトランプ大統領の関税賦課に反対しての行動とされています。ただ、大統領選挙前からトランプ氏は公約に掲げていたと記憶していますので、まさか実行に移すとは考えていなかったということなのでしょう。
上記の報道を受け、ドル円は105円台ミドルまで下落。ただ、輸入勢の期末手当に伴うドル買いも相応に持ち込まれているせいか、戻りも鈍いが比較的落ち着いた動きになっています。
その背景には実需の動きがあると思っています。このところ輸入勢は期末の手当てに向けてドル調達に動いており、それがドル円の下支え要因となっていました。一方、輸出勢については社内の想定レートを下回っており、未だ動けず。注意すべきは、期末要因として「リパトリの円買い」です。日本はご承知の通り超低金利状態が継続中です。投資家の資金は国内での運用難から過去最大規模で海外投資へ振り向けられています。期末を前にしてその資金が国内回帰するのは例年のことですが、来週以降はその動きが強まるものと思われます。
上記の報道を受け、ドル円は105円台ミドルまで下落。ただ、輸入勢の期末手当に伴うドル買いも相応に持ち込まれているせいか、戻りも鈍いが比較的落ち着いた動きになっています。
その背景には実需の動きがあると思っています。このところ輸入勢は期末の手当てに向けてドル調達に動いており、それがドル円の下支え要因となっていました。一方、輸出勢については社内の想定レートを下回っており、未だ動けず。注意すべきは、期末要因として「リパトリの円買い」です。日本はご承知の通り超低金利状態が継続中です。投資家の資金は国内での運用難から過去最大規模で海外投資へ振り向けられています。期末を前にしてその資金が国内回帰するのは例年のことですが、来週以降はその動きが強まるものと思われます。