東洋炭素は3カ月ぶり新高値、パワー半導体関連として物色人気続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/02/22 10:09
 東洋炭素<5310.T>が急騰、一時14%高の4115円と値を飛ばし昨年11月27日につけた3915円を上回り、3カ月ぶりに昨年来高値を更新した。株価は2月上旬に大きく調整を入れたが、16日以降は一変して上げ足を加速した。電気自動車(EV)の普及に絡み、近年急速に成長過程にある「パワー半導体」市場が注目されている。シリコンよりも耐圧、高速・高温動作などで優位性を持つ炭化ケイ素(SiC)製品の量産に取り組む企業が多いなか、同社はSiCウエハーの平坦表面技術を開発するなど同分野での技術力に定評がある。2020年にも同ウエハーの量産を開始する方針にあり、関連有力株として注目度が高まっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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