26年ぶりの24000円台回復 先高期待と高値警戒との綱引きか?

著者:市原義明
投稿:2018/01/23 18:06

◆決算銘柄の物色が本格化へ

24日(水)の日経平均は、小幅続伸の想定です。

23日(火)は、米国株高を受けて続伸スタートし、日銀会合の通過で一段高になった格好でした。日経平均が高値更新するとともに終値で24000円台に乗せ、およそ26年ぶり高値になりました。


テクニカル的には、ボリンジャーバンドの1シグマで反転して高値を更新したので、バンドウォーク型の上昇トレンド期待が復活したと思われます。

明日は高値を更新した流れで続伸ムードになりそうですが、大幅続伸すると高値警戒感もくすぶりそうなので、小幅続伸の想定です。

一方、本日の引け後に安川電機と東京製鐵が決算発表を行いました。業績は絶好調ではあるものの昨年夏から株価が倍増している安川電機、株価水準が昨年から横ばいの東京製鐵と対象的な企業ですので、明日の市場の反応が注目されます。

両社の決算を皮切りに決算発表が本格化しますから、決算結果に一喜一憂する展開に向かいそうです。

市原義明
株式会社ストックゲート 執行役員兼営業部長
配信元: 達人の予想