【買い】オーミケンシ（3111）調整一服からトレンドライン突破。インフルエンザ関連としても。

■上伸期待

紡績業界の名門。１９１７年に滋賀県彦根市で「近江絹綿」の社名で創業。５４年の労働争議は有名。６８年現社名に。バブル崩壊後に過大な有利子負債を抱え、２００４年に主力銀行への優先株式発行を柱とする財務リストラを実施、再建計画を始動させた。祖業の繊維部門はレーヨンや不織布が柱で、難燃性や発熱性素材など高付加価値レーヨン事業に経営資源を集中。草本原料の新ブランド「リテラ」も立ち上げ。１２年にインドのレーヨン大手と業務提携。

11月28日、化粧品の製造販売を行う桃谷順天館と同社が共同で悪玉菌を抑え、美肌菌（善玉菌）の割合を増やす繊維を開発した事が分かり急動意。

一時193円まで上昇しましたが、その後は調整へ。
同社はマスク製品や、抗インフルエンザ繊維認証を取得していることからインフルエンザ関連でもあり、
直近、物色傾向のあるテーマにも絡む。
16日にトレンドライン突破から、伸びをみせました。
12月12日高値193円も視野に入って来たのではないでしょうか。
193円食いがあれば、その後の動きにも大いに期待できそうです。