<動意株・17日>(前引け)=キーエンス、ブロンコB、帝国電機

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/01/17 11:40
 キーエンス<6861.T>=続伸。上値追い態勢を強め、株式分割後修正値で初の7万円大台乗せを果たした。時価総額は8兆6000億円台で東証1部第6位に入っており、7位の三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>との差をさらに広げている。世界的な設備投資拡大の流れを受け同社が手掛けるFA用センサー需要が拡大、特にこれからはあらゆるものをネット接続するIoT時代の本格到来を受け、センサー需要は加速的に伸びることが予想されており、これが同社の評価につながっている。

 ブロンコビリー<3091.T>=急騰し上場来高値を更新。同社は16日の取引終了後に発表した18年12月期の単独業績予想が、売上高227億円(前期比14.8%増)、営業利益29億3500万円(同20.0%増)、純利益は20億円(同14.6%増)と営業利益で2割増益を見込むことが好感されている。今期は関東・関西を中心に15店舗の出店を予定しているほか、既存店売上高0.9%増を想定していることが寄与。また、前期に膨らんだ販管費の抑制などを図る見通しだ。

 帝国電機製作所<6333.T>=4連騰し、昨年来高値を更新。きょう付の化学工業日報で「国内外のポンプ事業で受注拡大を見込む」と報じられており、これを好材料視した買いが入っているようだ。記事によると、今年は国内でエチレン製造設備の半分が定期修理を計画されており、メンテナンス需要などが期待されているほか、高機能製品シフトにともなう増設や改造需要の取り込みに力を入れているという。また、海外では米国でシェール由来の石油化学誘導品プラントの立ち上がりや中国の石化投資の復調などの取り込みを急ぐとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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