山王がS高、政府が「水素基本戦略」決定で思惑働く◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/12/26 14:02
 山王<3441.T>がストップ高の1148円まで買われている。この日午前中の日本経済新聞電子版で、「政府は26日午前、首相官邸で関係閣僚会議を開き、エネルギー源としての水素の普及に向けたビジョンを示す『水素基本戦略』を決定した」と報じられており、「水素」関連銘柄の中でも値動きの軽い同社や沢藤電機<6901.T>などに思惑的な買いが集中しているようだ。

 記事によると、利用の増加を図るため官民一体で取り組みを進め、2050年を目標に価格を現在の5分の1まで引き下げるという。今年1月に東京工業大学と共同で「金属複合水素透過膜」を開発し特許を取得した山王や、岐阜大学と共同でアンモニアを原料に常温・常圧・無触媒で高純度水素を製造する装置を開発した沢藤電機、さらに、液体水素用バルブを手掛けている宮入バルブ製作所<6495.T>などへの関心が高まっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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