【買い】東京建物(8804)割安の見直しで逆張り投資◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2017/12/25 11:57

割安の見直しで逆張り投資

業種:不動産業
時価総額:3333億円
PER:15.14倍
PBR:1.02倍

【採算性向上し増収2桁増益の見込み】
住宅事業において都心部の大型マンションプロジェクトが竣工し、計上戸数が大幅に増加する見込み。 採算性向上し増収2桁増益の見込み。
販売用不動産・固定資産とも増加し、総資産が拡大。東京駅周辺に大型ビルを多数保有、今後の開発パイプラインも確保しており、収益の貢献が見込める。

【1-9月期(3Q累計)経常が9%減益で着地・7-9月期も14%減益】
11/6に決算を出す。17年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比9.5%減の152億円に減った。商業地の地価上昇は、雇用情勢の改善やインバウンド需要による店舗・ホテル需要の高まり、オフィスの需給改善などが要因とみられており当面は全国的に緩やかな地価回復が続くと思われる。

株価は今年9月に安値を付け下値切り上げてきた。時価近辺ではPER15倍・PBR1倍と割安感が台頭し、減益決算は織り込んでいる思われる。

総合不動産。ビル賃貸が主力でマンションなどの分譲も展開。

(12/25現在)

12/26 13:00追記 12/1には多様な働き方のニーズに応える東京建物の シェアオフィス 「+OURS(プラスアワーズ)」 第 2号店を 新宿センタービルにオープン。
昨今、生産性向上・人材活用の ため働き方改革一環としてテレワークの導入やスタートアップの企業との協業による新規事業創出を企画した。今後もよりよりメリハリのついた 働き方 を支援するとしている。

1/17 13:00追記 今年に入り株価は動意付いている。2015/8の水準まで戻ってきており、中長期のトレンドの60ヶ月を今月抜けてきており今後も上値追いの展開が期待できる。バリュエーションも時価近辺でPER17倍・PBR1.15と割安感もある。
配信元: 達人の予想

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