ドル円は米国債睨みの展開・・・・・

利回り更に上昇なら113円台定着も・・・・・

昨日の海外市場では、日欧株価が軟調となった事で、ドル円は112円台半ばでの上値の重い展開を続けていました。

しかし、NY時間にドイツ政府が超長期債中心の国債増発計画を発表すると、欧米国債利回りが急伸し、ドル円も113円台を回復しました。

その後、米税制改革法案下院通過により、事実で売る動きから米国株が下げ幅を拡大し、ドル円は112.90円付近で取引を終えました。

本日の東京時間にも112.90円台を中心とした動意薄の展開となりましたが、午後に、米上院も法案を可決し、現在は113円台に乗せています。

この後の海外時間にもドル円は米国債利回りの動向を睨んでの展開が継続しそうです。利回りが更に上昇すれば、ドル円も113円台定着が期待できそうです。