20日の株式相場見通し=円安進行を好感し買い先行も上値は重い推移に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/12/20 08:30
 20日の東京株式市場は、外国為替市場での円安・ドル高進行を好感して買い先行が予想されるものの、心理的なフシ目の日経平均株価2万3000円を前にして、上値は重い推移となりそうだ。20日早朝の外国為替市場では、1ドル=112円80銭台と前日夕刻に比べて円安・ドル高が進行している。

 19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比37.45ドル安の2万4754.75ドルと3日ぶりに反落した。法人税率引き下げなどを含む税制改革法案を巡り、共和党はこの日までに、上下両院で可決に必要な過半数の票を確保し、近く法案が成立するとの見通しが強まるなか、前日まで連日で過去最高値を更新し続けていた反動もあり、材料出尽くし感から利益確定の売りに押される展開となった。スダック総合株価指数は、前日比30.909ポイント安の6963.851と3日ぶりに反落した。

 日程面では、光学部品など表面に各種機能膜を成膜(コーティング)する光学薄膜装置の製造・販売を手掛けるオプトラン<6235.T>、化学製品全般の販売を行うケミカル事業ならびに自動車四輪部品、二輪部品の製造販売を行う樹脂加工製品事業の森六ホールディングス<4249.T>の両銘柄が東証1部に新規上場する。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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