来週の為替相場見通し=パウエル次期FRB議長の公聴会など注目

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/24 18:00
 来週の外国為替市場のドル円相場は、111円台に進んだドル安・円高に歯止めがかかるかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=110円30~112円50銭。

 今週は米10年債利回りの上値が重い展開が続くなか、ドルは23日に一時111円06銭まで下落した。来週は、状況次第で9月中旬以来の110円台での値動きとなる可能性もある。注目されるのは、依然、米国情勢で、特に28日には米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長となるパウエル氏の公聴会が開催され、そこでの同氏の発言が注目を集めそうだ。また、同日に米11月消費者信頼感指数、29日に米7~9月期国内総生産(GDP)改定値、12月1日に米11月ISM製造業景況感指数が発表される。また、国内では30日に10月鉱工業生産、12月1日に10月消費者物価などが公表される。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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