ドル円、大陰線で三役好転解消。

著者:遠藤寿保
投稿:2017/11/20 10:07

マーケットコンディション

先週末のドル円は113.03円で始まると、東京時間は、日経平均が堅調となる中、米政権不安から全面ドル売りとなり112.39円まで下落。ロンドン時間、ロシアゲート再燃への警戒感や米国祝日前の調整売りなど弱含みの中、112円台半ばで小動き。NY時間、米長期金利が低下すると、NYダウ平均も軟調となり、ドル円は111.94円まで下落。その後は買い戻しも限定的となり、112.14円でクローズをむかえた。

ドル円、大陰線で三役好転解消。

株が高値調整となる中、ドル円は112円を割り込む大陰線となり、日足ベースの一目均衡表で三役好転が解消となった。完全に売り転換とはいえないが、直近で115円台を目指す動きとは、言いにくくなった。今年のコアレンジである108円-114円の動きと言ってしまえば、それまでかもしれない。目先は、111円台後半から反発するか110円台目指すかの分岐点といえる。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想