【売り】トヨタ自動車（7203） 日本株市場は反発したものの、円高が逆風に

〇注目銘柄： トヨタ自動車（7203）【売り】

〇注目理由
15日のNYダウが下落し、約1ヶ月ぶりの安値をつけたことで、日本株市場は下落してスタートしました。日経平均株価は一時節目の22000円を切る水準にまで下落したものの、その後は直近の調整を背景とした押し目買いが優勢となり、大きく反発しました。終値は前日比322円80円高の22351円12銭と、7日ぶりに上昇しました。

日本株市場は反発したものの、米ドル為替のトレンドが引き続き円高方向に向かっていることや、企業の決算発表が終わり大きな買い材料も見られないことから、17日は週末を前に積極的に買いに向かう投資家は少ないと考えます。同社は、北米向けの売上高比率が高く、円高の影響を受けやすいほか、株価も25日移動平均線を明確に割り込んでいるため、17日は売り優勢で推移する可能性が高いと判断しました。