東京株式(前引け)=急反発、先物連動で急速に切り返す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/16 11:48
 16日前引けの日経平均株価は前日比182円13銭高の2万2210円45銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は7億9028万株、売買代金概算は1兆3379億7000万円。値上がり銘柄数は1540、対して値下がり銘柄数は415、変わらずは80銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方は安く始まったものの、その後は押し目買いが優勢となり、急速に切り返す展開で前場はほぼ高値圏で引けた。前日の欧米株は総じて安かったものの、日経平均は前日まで6日続落で900円以上の下げをみせていたこともあり、値ごろ感が意識された。取引時間中に為替がやや円安方向に振れたことなどもプラスに作用し、ヘッジファンド系資金による先物のショートカバーが全体に浮揚力を与える格好となった。値上がり銘柄数は1500を超えた。

 個別では相変わらず群を抜く売買代金をこなす任天堂<7974.T>が1000円超の上昇、ソフトバンクグループ<9984.T>東京エレクトロン<8035.T>なども上昇した。アカツキ<3932.T>がストップ高、オルトプラス<3672.T>リンクアンドモチベーション<2170.T>なども値を飛ばした。オハラ<5218.T>が大幅高で上値追い継続、クックパッド<2193.T>も高い。半面、SUMCO<3436.T>が軟調、住友金属鉱山<5713.T>も冴えない。マクロミル<3978.T>が大幅安、千代田化工建設<6366.T>神戸製鋼所<5406.T>なども売られた。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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