<動意株・14日>(前引け)=木村化工機、井関農機、東洋炭素

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/14 11:48
 木村化工機<6378.T>=ストップ高カイ気配。同社は13日取引終了後、18年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を199億8000万円から204億円(前期比17.7%増)へ、営業利益を8億7000万円から12億円(同26.1%増)へ、最終利益を6億円から8億5000万円(同34.6%増)へ大幅増額した。コスト管理の徹底や工程管理強化に伴う原価率改善が大きく反映される見通し。営業利益、最終利益ともに減益予想から一転して大幅増益予想に変わったことで株価に対するインパクトも大きなものとなった。

 井関農機<6310.T>=急騰。同社は農業機械大手で、東南アジア向けなど海外で高水準の需要を捉え業績は好調に推移している。13日取引終了後に発表した7年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算は、売上高が1205億2600万円(前年同期比1.8%増)と増収を確保し、営業利益は46億3300万円(同67.6%増)、最終利益は33億3200万円(同4.7倍)と高変化を示した。18年3月期業績予想は据え置いているが、営業利益、最終利益ともに既に通期計画を超過しており、これがサプライズとなって株価を押し上げている。

 東洋炭素<5310.T>=急騰し年初来高値を更新。同社は13日の取引終了後、17年12月期の連結業績予想について、売上高を325億円から345億円(前期比6.3%増)へ、営業利益を19億円から33億円(同5.1倍)へ、純利益を16億円から25億円(同8.8倍)へ上方修正したことが好感されている。太陽電池用や半導体用などのエレクトロニクス分野を中心に好調なことや、為替レートが円安で推移していることが要因。また、採算性の改善により限界利益が増加したことなども寄与する。あわせて、従来25円を予定していた期末一括配当を5円増額して30円に引き上げると発表したことも好材料視されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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