大日精化は新値追い、化学品事業など好調で18年3月期業績予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/10 14:43
 大日精化工業<4116.T>が5連騰し連日の上場来高値更新となっている。9日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を1610億円から1640億円(前期比4.3%増)へ、営業利益を110億円から135億円(同12.7%増)へ、純利益を83億円から100億円(同0.5%増)へ上方修正したことが好感されている。

 足もとで、自動車業界向け受託コンパウンドや海外向け着色剤が好調な化学品事業や、情報記録関連の製品などが好調な化成品事業が牽引役となって上期業績は計画を上回っており、下期も引き続きこれら事業の堅調が見込まれることが要因としている。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高824億2600万円(前年同期比6.1%増)、営業利益69億8000万円(同25.0%増)、純利益52億4700万円(同12.0%増)となり、従来予想の営業利益54億円を上回って着地した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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