有沢製が続急伸、電子材料需要が増加傾向で18年3月期業績予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/11/10 09:42
 有沢製作所<5208.T>が続急伸し年初来高値を更新している。9日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を379億円から393億円(前期比14.1%増)へ、営業利益を26億5000万円から34億円(同89.9%増)へ、純利益を26億5000万円から29億円(同42.4%増)へ上方修正したことが好感されている。

 スマートフォンなどを主用途にプリント基板向け電子材料が堅調に推移し、さらに需要が増加すると見込まれることが要因。また、産業用構造材料の収益改善努力も寄与する。

 なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高193億700万円(前年同期比13.7%増)、営業利益15億8600万円(同2.9倍)、純利益15億5700万円(同3.0倍)だった。

 同時に、プリント配線板の設計・試作から販売までを手掛けるサトーセン(大阪市西成区)の全株式を11月30日付で取得し、子会社化すると発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、同件による業績への影響は現在精査中としている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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