指数は高値もみ合い継続か?決算銘柄と出遅れ物色が中心になりそう

著者:市原義明
投稿:2017/10/30 18:08

◆明日は決算発表前半のピーク

31日(火)の日経平均は、22000円の大台を意識したもみ合いが続く想定です。

週明け(30日)は、日経平均が22000円をはさんだもみ合いで小幅ながら3日続伸になりましたが、TOPIXは小幅反落で高安まちまちでした。

東証1部の騰落銘柄数も拮抗しましたので、利益確定売りと先高期待の買いが交錯したのだと思われます。

売買代金が2016年2月以来の4兆円を超えたのが印象的ではありますが、大引けにTOPIXの浮動株比率変更の売買が膨らんだためと見られています。

大商いは特殊事情があったと思われますが、前場段階で高水準を保っていましたから、活発な売買が底堅さを支えているのだと思われます。

ただし、22000円の大台到達の達成感もあると思われますから、明日も指数はもみ合いが続く想定です。

一方、決算を受けて大きく動いている個別株が目立っています。明日は決算発表前半のピークですから、決算物色が活発になりそうです。

また、今日は出遅れ感が強かったマザーズ指数が戻り高値を更新しているので、出遅れ株の物色も続くのではないかと思われます。
市原義明
株式会社ストックゲート 執行役員兼営業部長
配信元: 達人の予想