三社電機製作所はストップ高、中国向けモジュール販売の好調などで１８年３月期通期の連結業績予想を上方修正

　三社電機製作所<6882.T>は、前週末比１５０円ストップ高の１１０５円まで買い進まれている。同社は２７日取引終了後、１８年３月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を２２０億円から２４０億円（前期比１９．６％増）へ、営業利益を６億６０００万円から１２億円（同５．４倍）へ、最終利益を４億５０００万円から９億５０００万円（同７．５倍）へそれぞれ増額した。

　通期連結業績予想については、半導体事業で中国市場を中心に主力のモジュールの販売が引き続き好調に推移していることに加え、電源機器事業でも、電子部品向けの金属表面処理用電源の販売が伸長している。また、利益面でも増収効果により期初業績予想対比で改善する見通し。

　あわせて発表した第２四半期累計の連結決算は、売上高１１７億５７００万円（前年同期比４３．４％増）、営業損益５億５５００万円の黒字（前年同期３億４００万円の赤字）、最終損益４億２２００万円の黒字（同２億６４００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）