アルインコが後場急落、第2四半期営業減益を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/20 14:24
 アルインコ<5933.T>が後場終盤になって急落している。午後2時ごろに発表した第2四半期累計(3月21日~9月20日)連結決算が、売上高243億9900万円(前年同期比11.2%増)、営業利益14億4500万円(同6.0%減)、純利益10億2400万円(同41.6%増)となり、営業減益となったことが嫌気されている。

 首都圏での大型建築工事の本格化や東京五輪に向けた建設需要の高まりなどを背景に、建設機材並びにレンタル関連事業が堅調に推移し、売上高は2ケタ増収となったが、人件費の増加やシステム更新費用の発生などが営業利益を圧迫した。なお、為替リスクヘッジなどに伴う為替差益の計上で、純利益は大幅増益となった。

 なお、18年3月期通期業績予想は、売上高500億円(前期比12.1%増)、営業利益35億円(同20.1%増)、純利益22億円(同35.4%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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