午前:債券サマリー 先物は反落、米10年債利回り上昇などが影響

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/20 11:44
 20日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。19日の米債券相場が反発した流れを引き継いで始まったものの、その後は売り物に押される展開となった。

 売りのきっかけは、米上院が2018年度の予算決議案を可決したと伝えられたこと。これを受けて外為市場でドル買い・円売りが活発化したことや、時間外取引で米10年債の利回りが上昇したことが円債に影響した。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物12月限の終値は前日比6銭安の150円32銭。出来高は1兆8356億円だった。10年債の利回りは前日比0.010%上昇の0.070%、20年債は同0.005%上昇の0.600%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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