[10月18日版]いま注目の３銘柄ピックアップ= フェアトレード 西村剛

いま注目の３銘柄をピックアップ：

① トヨタ自動車㈱（7203）
平成30年3月期第1四半期の業績は、売上高+7.0％、税引前四半期純利益+0.3％で増収増益に着地しており好調だ。
チャート上では強気相場を示す三役好転が出現。
昨今米株市場で主要指数が軒並み高となっていることや、国内市場での販売車種削減など戦略見直しを行っていることなどがポジティブに受け止められている模様であり（出典：2017年10月12日　みんなの株式）17日朝時点で円相場が1ドル＝112円台前半まで円安が進行している点も好材料となりそうだ。
10日に7000円を回復した後やや売りに押されたが、再び上昇に向かうと思われる。

② ㈱日立製作所（6501）
2018年3月期第1四半期の業績は、売上収益△2.0％と減収だが四半期利益+38.4％と増益に着地、通期の当期利益も前期比+19.8％と増益に着地する見通しとなっており好調だ。
16日、老朽化した鉄道の入れ替えが進む英国ロンドンで同社が生産する高速鉄道の運行が開始されており、（出典：2017年10月16日　日本経済新聞）注目材料となっている様子。
チャート上ではボリンジャーバンドの+1～+2σラインに沿って上昇するバンドウォークが出現しており、さらなる上値追いが期待できるだろう。

③ ㈱ファーストリテイリング（9983）
平成29年8月期の業績は、売上収益+4.2％、営業利益+38.6％で増収増益に着地、30年3月期通期の同利益も+13.4％と増益を見込んでおり好調だ。
今回の決算は海外店舗での増益がけん引役となり、市場コンセンサス並みの水準だったものの、円安による粗利益率低下への懸念が払しょくされ買い安心感につながった様子。（出典：2017年10月13日　フィスコ）
13日の37020円以降はやや足踏み状態だが、強気相場を示す三役好転が出現しておりさらなる上昇が期待できるだろう。