島忠が大幅反発、自社株買いと消却を発表

　島忠<8184.T>が大幅反発し、１月４日につけた年初来高値３１４５円を約９カ月半ぶりに更新している。前週末１３日の取引終了後、自社株買いと自社株の消却を発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　自社株買いは、上限を２００万株（発行済み株数の４．２５％）、または６０億円としており、取得期間は１０月１６日から来年２月２８日まで。一方の消却は、１０月３１日付で３５０万株（同６．８１％）を実施する。

　同時に発表した１７年８月期決算は、売上高１４１１億６７００万円（前の期比５．９％減）、営業利益７５億９５００万円（同２５．９％減）、純利益６２億７７００万円（同２９．７％減）だった。また、１８年８月期単独業績予想は、売上高１４７３億３８００万円（前期比０．９％増）、営業利益１０３億１９００万円（同５．３％増）、純利益７５億２２００万円（同１９．８％増）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）