三光合成が一時１４％高、第１四半期業績は７７％営業増益

　三光合成<7888.T>が急騰して一時、前日比７０円（１４．９％）高の５４０円まで買われ、１５年７月以来の高値水準となっている。１１日の取引終了後に発表した第１四半期（６～８月）連結決算が、売上高１４１億３６００万円（前年同期比９．８％増）、営業利益６億２７００万円（同７７．１％増）、純利益４億３７００万円（同４．０倍）と大幅増益となったことが好感されている。

　欧州向け車両用内外装部品の受注が好調だったことに加えて、タイにおける車両用内外装部品の受注増などが寄与した。また、生産効率の向上や労務費などの圧縮に努めたことも奏功した。

　なお、１８年５月期通期業績予想は、売上高５６５億円（前期比０．６％増）、営業利益２４億円（同１．７％増）、純利益１３億円（同９．６％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）