データセクションが9%超の上昇で700円台回復、量子コンピューター実用化で業容拡大の思惑◇
データセクション<3905.T>が前日比60円高は9%超の上昇と気を吐き、700円台を一気に回復した。7月から9月にかけて株価を大幅に調整したが、600円台前半で売り物をこなし切り反騰トレンド入りの様相を強めている。量子コンピューター関連株としてブレインパッド<3655.T>が急動意、これが人工知能(AI)分野に展開する他の銘柄に物色の矛先を向かわせる呼び水となっている。データセクションはディープラーニング(深層学習)を活用しソーシャルメディアデータを軸とするビッグデータ分析で業界を先駆している。量子コンピューターが実用化されれば、分析技術が格段に向上することが想定され、投機資金攻勢の糸口となっているもようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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