東京株式（寄り付き）＝米株安、円高など背景に売り先行で始まる

　２６日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比４８円安の２万３４９円と反落。

　前日の米国株市場ではハイテク株が売られ全体相場の足を引っ張りＮＹダウが５０ドル強、ナスダック指数も５６ポイント強の下落と軟調で、外国為替市でも１ドル１１１円台後半の推移と円安が一服しており、これを受けてここ上昇基調を強めていた日経平均も利益確定売りが優勢となった。北朝鮮を巡る地政学リスクが改めて重荷となっている。ただし、きょうは３月決算企業の中間期および９月決算企業の権利付き最終売買日にあたり、権利取り狙いの駆け込み買いが想定されるなか下値抵抗力を発揮するとの見方もある。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、１５業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、石油、空運、ガラス土石、陸運など。値下がりで目立つのは電気機器、倉庫、その他製品、機械、その他金融など。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）