高値更新で短期上昇トレンド継続中。さらに上昇？【2017/09/25-09/29】

権利確定日通過で株価動向に注目

日経平均株価は9月22日金曜日、2万0,296.45円で取引を終えました。
前回「短期的に上昇トレンドに転換し、変化日を通過した。トレンドがはっきりしたら、トレンドフォローでよい」と解説しました。
解散総選挙報道への期待と北朝鮮による地政学リスクで上下に振らされましたが、株価は想定レンジ以上に上昇した一週間となりました。

米国の株式市場は堅調な動きの一週間でした。
ドル円相場ではドル買いも落ち着きました。

気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。

株価チャートを見る限りでは、解散総選挙の突然の報道によって景気対策への期待が高まり、変化日の通過とともに短期的な上値抵抗線をブレイクし、株価は高値を更新しました。短期的なレンジの上値は2万0,500円、下値は1万9,500円、それぞれプラスマイナス150円とします。
短期間でトレンドが変わる地合いが続いていることを考慮すれば、指数ほど体感は強くないかもしれません。
現時点では短期的なトレンドに変化は見られません。今週は権利確定日を通過しますので、トレンドの動きに注意し、引き続き短期で回転させてもよいでしょう。難しく感じる場合は、次なるチャンスに備えてお休みしても構いません。