日本郵政、かんぽ生命、ゆうちょ銀いずれも堅調、郵政売却観測に伴う狼狽売り一巡◇
日本郵政<6178.T>、かんぽ生命保険<7181.T>がいずれも続伸、ゆうちょ銀行<7182.T>も4日ぶり反発と、郵政3社が買い優勢の展開をみせている。日本郵政は2日付の日本経済新聞が、「(財務省が)9月中にも保有する日本郵政株を追加売却する方針を固めた」と報じたこと受けて、需給悪化懸念から急落したが、それにつられる形でかんぽ生命やゆうちょ銀も大きく水準を切り下げていた。その後、日経225種の定期見直しによる変更で郵政が新たに採用され、10月2日算出分から入れ替えられることとなり、株価も買い直される形となった。かんぽ生命、ゆうちょ銀もイレギュラーのツレ安を拾われる格好でリバウンド局面に移行している。3社ともにPBR面で割安感が強い一方、配当利回りの高さが特長となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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