東京株式(大引け)=27円安、米株急落など受け小幅ながら3日続落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/06 15:51
 6日の東京株式市場は、前日の米国株急落などの影響を受け売り優勢の展開となったが、寄り後は徐々に下げ幅を縮小し日経平均株価は小幅安で着地した。

 大引けの日経平均株価は前日比27円84銭安の1万9357円97銭と小幅ながら3日続落。東証1部の売買高概算は16億6553万株、売買代金概算は2兆2100億1000万円。値上がり銘柄数は1166、値下がり銘柄数は746、変わらずは112銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の欧米株市場が総じて安く、米国株市場ではNYダウが230ドル強の急落をみせたことを受け、寄り付きの日経平均は100円近い下げで始まった。引き続き北朝鮮を巡る有事リスクに対する懸念が買いを手控えさせている。しかし、寄り後に1万9200円台半ばに売られた後は下げ渋り、外国為替市場で円高進行が一服したのを横目に日経平均は戻り歩調となった。中小型株中心に個人投資家の押し目買いが観測されたほか、建設や電鉄など内需株の一角が買われ全体相場を支えた。値上がり銘柄数は1100に達し値下がりを大きく上回り、TOPIXはプラスだった。売買代金は活況の目安とされる2兆円を上回った。ただ、日経平均は長期トレンドの分水嶺とされる200日移動平均線を下回った。

 個別では、リクルートホールディングス<6098.T>が商いを集め上昇、前日にストップ高した石川製作所<6208.T>も続急伸となった。コマツ<6301.T>HOYA<7741.T>が高く、キリンホールディングス<2503.T>も買われた。阿波製紙<3896.T>がストップ高、ゲンキー<2772.T>TOKYO BASE<3415.T>も値を飛ばした。日本化学工業<4092.T>が物色人気となり、マクロミル<3978.T>も上昇した。

 半面、ファーストリテイリング<9983.T>が値を下げ、サイバーエージェント<4751.T>は大幅安。SUMCO<3436.T>が大きく売られ、東京エレクトロン<8035.T>も下落した。明電舎<6508.T>、北越紀州製紙<3865.T>が急落、東宝<9602.T>セブン銀行<8410.T>の下げも目立った。タツタ電線<5809.T>東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616.T>も安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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