■年高超えにも期待
新日鉄住金系の磨き棒鋼や冷間圧造用鋼線(CH線)の2次加工メーカーで、関西ではトップシェア。主な販売先は自動車産業。主力の枚方工場ではバー製品を中心に多品種少量生産、八尾工場ではコイル製品の集中生産という分業体制。2008年には熊本県菊池市に子会社サンユウ九州を設立し磨き棒鋼や冷間圧造用鋼線の地域製販拠点に。中国・蘇州では新日鉄住金などと合弁で冷間圧造用鋼線の製造販売を展開。
8月2日に業績上方修正を発表。
後場急伸してストップ高の455円まで買われ、年初来高値を更新している。午後2時ごろ、18年3月期の連結業績予想について、最終利益を2億4000万円から4億1000万円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。
4月1日付で100%子会社サンユウ九州を吸収合併したことに伴う繰延税金資産の計上により、税効果適用後の税金費用が軽減したことなどが要因という。なお、売上高167億円(前期比8.4%増)、営業利益2億8000万円(同4.1%減)は従来予想を据え置いている。
また、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算が、売上高41億8600万円(前年同期比12.5%増)、営業利益1億1800万円(同3.0倍)、最終利益2億6700万円(同9.3倍)と大幅増益となったことも好材料視されているようだ。
主要需要先である自動車業界の生産堅調で、みがき棒鋼および冷間圧造用鋼線の販売数量が増加。鋼材価格値上げの影響はあったものの、販売数量増に加えて製品価格への転嫁や固定費などのコスト削減が寄与したという。
〔出典:株探〕
8月は高値を追う動きから、一旦調整。
下旬から再度、上を伺う動きに。
9月2週目は年高超えの動きに期待。
8月2日に業績上方修正を発表。
後場急伸してストップ高の455円まで買われ、年初来高値を更新している。午後2時ごろ、18年3月期の連結業績予想について、最終利益を2億4000万円から4億1000万円(同2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。
4月1日付で100%子会社サンユウ九州を吸収合併したことに伴う繰延税金資産の計上により、税効果適用後の税金費用が軽減したことなどが要因という。なお、売上高167億円(前期比8.4%増)、営業利益2億8000万円(同4.1%減)は従来予想を据え置いている。
また、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算が、売上高41億8600万円(前年同期比12.5%増)、営業利益1億1800万円(同3.0倍)、最終利益2億6700万円(同9.3倍)と大幅増益となったことも好材料視されているようだ。
主要需要先である自動車業界の生産堅調で、みがき棒鋼および冷間圧造用鋼線の販売数量が増加。鋼材価格値上げの影響はあったものの、販売数量増に加えて製品価格への転嫁や固定費などのコスト削減が寄与したという。
〔出典:株探〕
8月は高値を追う動きから、一旦調整。
下旬から再度、上を伺う動きに。
9月2週目は年高超えの動きに期待。