明日の株式相場見通し=方向感に乏しく小幅な値動き、売買代金の減少を懸念
あす(24日)の東京株式市場は、引き続き手掛かり材料難のなかで売り買いが拮抗し、小幅な値動きで方向感に乏しい推移となりそうだ。日経平均株価は、前日までの5日続落で合計369円下落していたにも関わらず、きょうの反発がわずか50円幅にとどまったことが市場参加者の反発期待に水を差す結果となった。
市場関係者からは「きょうの日経平均株価は、前日の米株式市場でのNYダウ平均株価の大幅続伸と外国為替市場での円安・ドル高進行を追い風に、寄り付き直後に一時、前日比177円高まで買い進まれる場面があった。しかし、その後はほぼ一貫して上昇幅を縮小する推移となった。市場では“米トランプ大統領がメキシコ国境での壁建設を巡り積極的な発言をしたことが売り材料”との説明がなされたが、要は上昇幅を維持するだけの買い意欲がいまの市場には欠けているということだろう。東証1部の売買代金はきょうで3日連続の2兆円割れとなった」との見方が出ていた。
23日の東京株式市場は、リスクオフの巻き戻しが入り日経平均は反発に転じた。しかし、上値では戻り売りも厚く買い一巡後は大きく伸び悩んだ。日経平均株価は、前日比50円80銭高の1万9434円64銭と6日ぶり反発した。
日程面では、6月の景気動向指数改定値に注目。海外では、経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」(26日まで)、米7月の中古住宅販売が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「きょうの日経平均株価は、前日の米株式市場でのNYダウ平均株価の大幅続伸と外国為替市場での円安・ドル高進行を追い風に、寄り付き直後に一時、前日比177円高まで買い進まれる場面があった。しかし、その後はほぼ一貫して上昇幅を縮小する推移となった。市場では“米トランプ大統領がメキシコ国境での壁建設を巡り積極的な発言をしたことが売り材料”との説明がなされたが、要は上昇幅を維持するだけの買い意欲がいまの市場には欠けているということだろう。東証1部の売買代金はきょうで3日連続の2兆円割れとなった」との見方が出ていた。
23日の東京株式市場は、リスクオフの巻き戻しが入り日経平均は反発に転じた。しかし、上値では戻り売りも厚く買い一巡後は大きく伸び悩んだ。日経平均株価は、前日比50円80銭高の1万9434円64銭と6日ぶり反発した。
日程面では、6月の景気動向指数改定値に注目。海外では、経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」(26日まで)、米7月の中古住宅販売が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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