東京株式(前引け)=一時1万9500円台割れも下落幅をやや縮小

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/14 11:58
 14日前場の東京株式市場は、北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が引き続いていることに加え、外国為替市場で円高・ドル安が進行していることから、輸出関連の主力銘柄を中心に売りが優勢となっている。日経平均株価は一時、前日比243円安の1万9486円まで売り込まれ、取引時間中では5月19日以来約3カ月ぶりに1万9500円台を割り込む場面もあった。ただその後は、朝方に比べて円高・ドル安が一服していることなどから、下落幅をやや縮小している。

 前場引けの日経平均株価は、前週末比164円76銭安の1万9564円98銭と大幅続落。東証1部の売買高概算は10億941万株、売買代金概算は1兆2703億460万円。値上がり銘柄数は354、対して値下がり銘柄数は1615、変わらずは53銘柄だった。値下がり銘柄は全体の79.8%に達した。

 個別では、4~6月期が営業減益となったブイ・テクノロジー<7717.T>が急落し、ソディック<6143.T>、シチズンホールディングス<7762.T>平田機工<6258.T>千代田化工建設<6366.T>新日本電工<5563.T>トリドール<3397.T>が売られている。半面、石川製作所<6208.T>が大幅高となり、ピーシーデポコーポレーション<7618.T>ネクソン<3659.T>リクルートホールディングス<6098.T>ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>は買われている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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