東京株式(大引け)=50円安、利食い圧力強まりNY高に追随できず

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/03 15:57
 3日の東京株式市場は終始売り優勢で日経平均株価は2万円台を割り込む場面もあったが、後場は日銀のETF買いの思惑などを底流に大台はキープした。

 大引けの日経平均株価は前日比50円78銭安の2万29円26銭と3日ぶり反落。東証1部の売買高概算は16億8063万株、売買代金概算は2兆2439億9000万円。値上がり銘柄数は986、対して値下がり銘柄数は896、変わらずは139銘柄だった。

 前日の欧州株市場が総じて下落、米国株市場ではNYダウの最高値更新が続いているもののナスダック指数の上値は重く、これを受け、きょうの東京市場は輸出株などを中心に売りに押される展開を強いられた。自動車や電気、精密機器セクターの株価が軟調。個別には決算発表を絡め明暗を分ける動きが続いている。為替は1ドル=110円台後半でもみ合い、全体に与える影響は軽微。あすに米雇用統計の発表を控えていることもあり、様子見気分も強く、全体売買代金は2兆2000億円台と低調だった。先物主導の裁定解消売りが日経平均の下げ圧力となったが、中小型株物色の動きは根強い。日経平均、TOPIXともにマイナス引けながら、値下がり銘柄数を値上がり銘柄数が上回っている。

 個別では、トヨタ自動車<7203.T>など自動車株が軟調、キーエンス<6861.T>東京エレクトロン<8035.T>も売り優勢。カシオ計算機<6952.T>は大幅安となった。住友精化<4008.T>が急落、文化シヤッター<5930.T>日立造船<7004.T>UACJ<5741.T>なども大きく水準を切り下げた。VOYAGE GROUP<3688.T>寿スピリッツ<2222.T>が下落したほか、カカクコム<2371.T>も値を下げた。

 半面、三菱商事<8058.T>が上昇、古河電気工業<5801.T>は大幅高に買われた。エムアップ<3661.T>が値を飛ばし、売り物薄の大阪工機<3173.T>はストップ高で買い物を残した。イソライト工業<5358.T>も値幅制限いっぱいに買われ値上がり率トップ。このほか、TYK<5363.T>が物色人気となり、日本金属<5491.T>も大幅高。ANAホールディングス<9202.T>が買いを集めた。ワイヤレスゲート<9419.T>も上昇した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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