アサヒＨＤが大幅反発、貴金属価格が想定を上回り９月中間期業績予想を上方修正

　アサヒホールディングス<5857.T>が大幅反発。前週末２８日の取引終了後、第２四半期累計（４～９月）連結業績予想について、営業利益を５５億円から６０億円（前年同期比５．３％増）へ、純利益を３６億円から３９億円（同２．０％減）へ上方修正したことが好感されている。

　売上高は５８０億円（同１２．２％増）で据え置いているものの、足もとで貴金属価格が想定を上回って推移していることに加えて、貴金属の回収量が計画を上回る見込みであることが要因としている。

　なお、同時に発表した第１四半期（４～６月）決算は、売上高３２４億７６００万円（前年同期比１６．８％増）、営業利益３４億９１００万円（同３２．０％増）、純利益２３億４３００万円（同２４．７％増）だった。また、１８年３月期通期業績予想は、売上高１２００億円（前期比１２．３％増）、営業利益１１５億円（同５．６倍）、純利益７６億円（前期１２億１３００万円の赤字）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）