<動意株・24日>(大引け)=篠崎屋、アトラエ、植松商会など
篠崎屋<2926.T>=後場一段高し年初来高値を更新。同社は午後1時ごろ、従来、未開示としていた17年9月期業績予想について、売上高42億1900万円(前期比4.9%増)、営業利益8200万円(同5700万円の赤字)、純利益5700万円(同8100万円の赤字)になりそうだと発表しており、営業損益の黒字転換見通しを好感した買いが入っているようだ。同社はこれまで、天候などの外部変動要因による影響が大きく、予測が困難なため通期業績予想の開示は行っていなかったが、第3四半期累計(16年10月~17年6月)決算を発表したことで、業績予想の開示が可能と判断したという。また、期末一括配当を2円50銭(前期1円)にするとあわせて発表したことも好材料視されているようだ。
アトラエ<6194.T>=全般軟調相場のなかで異彩高。高水準の求人需要を背景に、成功報酬型求人メディア「Green」の運営で、収益成長路線を走る。IoT市場の立ち上がりなどを背景としたIT業界の人材不足をビジネスチャンスとして取り込むことに成功、本業のもうけを示す営業利益は4倍強の高変化をみせた16年9月期に続き、17年9月期も26%増の4億9100万円を見込むなど好調が続く。ビジネスマッチングアプリ「yenta」など、人工知能(AI)やビッグデータ解析技術を活用した求職者と企業のマッチングが強みでAI関連株としての位置づけでも高い評価を得ており、株価は戻り売り圧力のない上場来高値圏で値動きも軽い。
植松商会<9914.T>=急伸し年初来高値を更新。同社が21日の取引終了後に発表した第1四半期(3月21日~6月20日)単独決算が、売上高16億400万円(前年同期比3.3%増)、営業利益1600万円(同5.8倍)、純利益1100万円(同79.7%増)と大幅増益だったことが好感されている。主要取引業種の自動車関連では新型車効果で、またIT関連業種では車載向け・スマートフォン向けが堅調に推移していることを背景に、機械や工具などが伸長した。なお、18年3月期通期業績予想は、売上高63億円(前期比1.3%増)、営業利益4600万円(同15.0%増)、純利益5700万円(同41.2%減)の従来見通しを据え置いた。
正栄食品工業<8079.T>=急伸し上場来高値を更新。同社は前週末21日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、7月28日付で東証2部から東証1部へ指定されることになったと発表しており、TOPIX連動ファンドなどによる買い需要を先取りする形で買いが入っている。同社は、ナッツ類や乾果実・乳製品など製パンや製菓用材料などの食品商社。17年10月期連結業績予想は、売上高1020億円(前期比0.3%増)、経常利益53億円(同14.5%増)を見込んでいる。
ジェイ・エスコム ホールディングス<3779.T>=急騰。同社は前週末21日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を18億2800万円から18億2900万円(前期比4.0倍)へ、営業利益を1200万円から4100万円(前期5900万円の赤字)へ、最終損益を900万円の赤字から7800万円の黒字(同1億4200万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。売上高は計画通りに進捗しているものの、第1四半期から開始した通信販売事業で広告宣伝費を見直したことが寄与する。また、第6回新株予約権の行使期間満了に伴い新株予約権戻入益として特別利益6582万円を計上することも最終利益を押し上げるとしている。
石塚硝子<5204.T>=後場急上昇。同社が午後1時ごろに発表した第1四半期(3月21日~6月20日)連結決算で、売上高186億6200万円(前年同期比1.6%減)、営業利益8億7500万円(同10.3%増)、純利益4億7600万円(同6.8倍)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。紙容器は小型カートン用充填機の販売があり増加した一方、ガラスびん、ハウスウエア、プラスチック容器および産業器材が伸び悩み、売上高は減収となったが、紙容器やハウスウエア海外製造子会社の操業度向上などが寄与し、増益を確保した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
アトラエ<6194.T>=全般軟調相場のなかで異彩高。高水準の求人需要を背景に、成功報酬型求人メディア「Green」の運営で、収益成長路線を走る。IoT市場の立ち上がりなどを背景としたIT業界の人材不足をビジネスチャンスとして取り込むことに成功、本業のもうけを示す営業利益は4倍強の高変化をみせた16年9月期に続き、17年9月期も26%増の4億9100万円を見込むなど好調が続く。ビジネスマッチングアプリ「yenta」など、人工知能(AI)やビッグデータ解析技術を活用した求職者と企業のマッチングが強みでAI関連株としての位置づけでも高い評価を得ており、株価は戻り売り圧力のない上場来高値圏で値動きも軽い。
植松商会<9914.T>=急伸し年初来高値を更新。同社が21日の取引終了後に発表した第1四半期(3月21日~6月20日)単独決算が、売上高16億400万円(前年同期比3.3%増)、営業利益1600万円(同5.8倍)、純利益1100万円(同79.7%増)と大幅増益だったことが好感されている。主要取引業種の自動車関連では新型車効果で、またIT関連業種では車載向け・スマートフォン向けが堅調に推移していることを背景に、機械や工具などが伸長した。なお、18年3月期通期業績予想は、売上高63億円(前期比1.3%増)、営業利益4600万円(同15.0%増)、純利益5700万円(同41.2%減)の従来見通しを据え置いた。
正栄食品工業<8079.T>=急伸し上場来高値を更新。同社は前週末21日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、7月28日付で東証2部から東証1部へ指定されることになったと発表しており、TOPIX連動ファンドなどによる買い需要を先取りする形で買いが入っている。同社は、ナッツ類や乾果実・乳製品など製パンや製菓用材料などの食品商社。17年10月期連結業績予想は、売上高1020億円(前期比0.3%増)、経常利益53億円(同14.5%増)を見込んでいる。
ジェイ・エスコム ホールディングス<3779.T>=急騰。同社は前週末21日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を18億2800万円から18億2900万円(前期比4.0倍)へ、営業利益を1200万円から4100万円(前期5900万円の赤字)へ、最終損益を900万円の赤字から7800万円の黒字(同1億4200万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。売上高は計画通りに進捗しているものの、第1四半期から開始した通信販売事業で広告宣伝費を見直したことが寄与する。また、第6回新株予約権の行使期間満了に伴い新株予約権戻入益として特別利益6582万円を計上することも最終利益を押し上げるとしている。
石塚硝子<5204.T>=後場急上昇。同社が午後1時ごろに発表した第1四半期(3月21日~6月20日)連結決算で、売上高186億6200万円(前年同期比1.6%減)、営業利益8億7500万円(同10.3%増)、純利益4億7600万円(同6.8倍)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。紙容器は小型カートン用充填機の販売があり増加した一方、ガラスびん、ハウスウエア、プラスチック容器および産業器材が伸び悩み、売上高は減収となったが、紙容器やハウスウエア海外製造子会社の操業度向上などが寄与し、増益を確保した。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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