国内大手証券、エンターテイメントセクターを「中長期視点での評価の好機」との見方

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/04 14:30
 ここゲーム関連株がボラティリティの高い動きを続けている。銘柄によっては日替わり物色的な値動きで、一方通行の上げ下げとなるケースも多いが、主力株全般の上値が重いなか個人投資家の注目度は高いようだ。

 そうしたなか、SMBC日興証券が3日付のリポートでエンターテインメントセクターについての見解をまとめている。同セクターの構成銘柄は任天堂<7974.T>を筆頭に、グリー<3632.T>スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>ディー・エヌ・エー<2432.T>バンダイナムコホールディングス<7832.T>、コナミホールディングス<9766.T>などゲーム関連株が多い。

 同セクターの株価は、6月は世界最大級の家庭用ゲーム見本市「E3」や注目度の高いスマホゲームの新タイトル配信開始などが注目されたものの、それらの一巡で好材料出尽くしとなったとの見方を示す一方、「4~6月期にリリースされたスマホゲームには中長期的に業績の牽引役となり得るものが複数あるため、中長期的な視点で評価する好機と考える」としている。そのなか、同社で注目しているのはグリー子会社のWright Flyer Studiosの「アナザーエデン 時空を超える猫」、スクウェア・エニックスとグリー子会社であるポケラボの協業タイトル「SINoALICE」、コナミ デジタルエンタテインメントの「ウイニングイレブン 2017」、バンダイナムコエンターテインメントの「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」などを挙げている。

 また、株式市場では品薄状態が続く任天堂の「ニンテンドースイッチ」に注目が集まっているが、7月以降はソニーの「プレイステーション4」にも注目すべきタイミングとしている。人気の高いタイトルの投入によりハード販売の勢いが増す可能性が高いとの見方を示している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
7974
8,574.0
(07/19)
+24.0
(+0.28%)
3632
550.0
(07/19)
+1.0
(+0.18%)
5,086.0
(07/19)
-2.0
(-0.03%)
1,592.5
(07/19)
-5.0
(-0.31%)
3,199.0
(07/19)
-8.0
(-0.24%)
11,920.0
(07/19)
-15.0
(-0.12%)