関電化など半導体周辺銘柄が広範囲に買われる、製造装置株から物色人気波及◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/27 14:44
 関東電化工業<4047.T>が大幅高で900円台半ばまでの急速な戻り足をみせているほか、SUMCO<3436.T>JSR<4185.T>トリケミカル研究所<4369.T>ADEKA<4401.T>など半導体材料を手掛ける銘柄群に買い人気が集中している。

 きょうは、東京エレクトロン<8035.T>アドバンテスト<6857.T>SCREENホールディングス<7735.T>など先駆した半導体製造装置関連は軟調な値動きだが、相対的に出遅れていたシリコンウエハーやその他半導体素材などをテリトリーとする周辺銘柄に水準訂正期待の買いが流入した。特に、半導体向け特殊ガスを手掛ける関電化は直近900円割れ水準まで調整を入れたことで値ごろ感が浮上、18年3月期業績は会社側計画から上振れる可能性があるほか、PER11倍台の割安感に着目する買いが勢いを増した。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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